
当社とヒラソル・エナジー株式会社(本社:東京都文京区、代表取締役:李 旻、以下「ヒラソル・エナジー」)は、このたび、系統用蓄電所ビジネスを全国規模で展開するため、合弁会社「株式会社スターグリッド」を設立いたしました。
両社が培ってきた開発力とノウハウを結集し、「この星の電力系統を支える分散型蓄電所を届ける」という理念のもと、蓄電所開発を主軸に事業を推進します。今後は、マイクログリッドやVPP(仮想発電所)といった次世代エネルギー領域にも事業を拡大し、持続可能な社会の実現に貢献してまいります。
合弁会社「スターグリッド」の概要
社名:株式会社スターグリッド
所在地:東京都文京区本郷7-3-1 東京大学アントレプレナープラザ
資本金:5百万円
株主:ヒラソル・エナジー株式会社 50% / 株式会社フラクタス 50%
設立:2025年10月
代表取締役社長:田中 章義
合弁会社「スターグリッド」が担う役割
スターグリッドは、フラクタスが得意とする用地取得・開発と、ヒラソル・エナジーが得意とする設計施工・調達・独自開発EMSによる最適制御・アグリゲーション運用を結びつけ、蓄電所をはじめとした分散型電源の開発と運用を一体的に行います。
「WINグリッド徳島県国府蓄電所」は、フラクタスが選定した土地を基点に、両社の役割が結びついて実現した最初のプロジェクトです。この事例を起点として、スターグリッドは全国で系統用蓄電池の展開を進め、導入拡大を通じて電力系統の安定化と再エネの主力電源化に寄与していきます。
今後の展開
スターグリッドでは、今後2年間で累計5件(約10MW)の蓄電所開発を目指します。蓄電ビジネスを推進しながら、分散電源のポートフォリオを広げ、将来的には地域に根ざしたマイクログリッド、VPP(仮想発電所)の基盤構築を進めていきます。
ヒラソル・エナジーについて
ヒラソル・エナジーは、「百年続く太陽光発電の実現」を掲げ、分散型電源の開発から運用までを一貫して支える東京大学発のスタートアップ企業です。独自のデジタル技術とビジネススキームを強みに、太陽光発電所の事業的価値と社会的価値を最大限引き出す事業を推進。太陽光発電所の再生・長期安定稼働化、系統用蓄電池やオンサイトPPAの設計・施工に加え、独自開発のエネルギーマネジメントシステム「J-EMS」を核としたDERの最適制御や市場取引運用支援まで、幅広い領域を手がけています。
【本件に関するお問い合わせ先】
フラクタスグループ/株式会社フラクタス
エネルギーアライアンス事業部 エネルギー推進課 (担当 高橋) k.takahashi@fructus.co.jp
香川県観音寺市豊浜町姫浜990番地1
https://group.fructus.co.jp/





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